船魂神社は藩政時代の御船手の守り神
船魂神社で御朱印を頂きました。
今日は鹿児島市内の、
甲突川沿いに鎮座する、
船魂(ふなたま)神社を紹介します。
船魂神社は、
とても小さな神社ですが、
薩摩藩の頃から船の守り神です。
そんな歴史ある神社で、
参拝して御朱印を頂いてきました。
船魂神社の場所
船魂神社は
鹿児島市の新屋敷町にあります。
新屋敷町は、
鹿児島市内を流れる、
甲突川沿いに広がる場所です。
その甲突川河畔から、
住宅地に入った所に鎮座します。
船魂神社は甲突川沿いに鎮座します。
航海の安全の守り神
船魂神社は、
昔からおふなたまさぁと、
呼ばれていました。
おふなたまさぁとは、
船霊と表して、
航海の安全を願う意味もあります。
甲突川を行き交う船の安全や、
船に関わる人々の守り神として、
親しまれていました。
船魂神社は船の守り神でした。
藩政時代の水軍の基地
錦江湾に繋がる甲突川の、
新屋敷町から河口一帯は、
薩摩藩の水軍の基地がありました。
以前の薩摩水軍基地は、
稲荷川河口にありましたが、
浅瀬になり使えなくなりました。
そこで甲突川に移りました。
春日(かすが)神社の横には、
昔の水軍基地の碑があります。
船魂神社の創建
船魂神社の創建は、
明暦3年(1657年)に船魂廟を、
藩主の島津光久公が勧請しました。
船魂神社は島津光久公が勧請しました。
その後はこの地の守護として、
道先案内や軍神の神として、
祀られていました。
この地の守護神として崇敬されます。
現在も交通、航海の安全や、
安産や開運の神様として、
深く崇敬を受けています。
スポンサーリンク
御船手がありました。
水軍基地があるこの一帯は、
御船手(おふなて)と呼ばれた、
船に関する役所が有りました。
薩摩藩の御船手跡の碑があります。
御船手がある一帯は、
船役人や船大工や乗組員、
漁業や製塩業の人々で賑わいました。
昔の甲突川河口は御船手で賑わってました。
御船手跡を示す石碑が、
天保山中学校の斜め前にあります。
天保山地区は甲突川河口の右岸です。
御船手跡碑の先が天保山地区です。
ご朱印を頂きました。
それでは船魂神社に参拝して、
御朱印を頂くことにしましょう。
授与所に御朱印案内があります。
授与所に御朱印案内があります。
授与所に御朱印帳を預けて、
しばらく待ちます。
船魂神社の御朱印を頂きました。
太い墨字で書かれた御朱印は、
何だかご利益がありそうでしたよ。
船魂神社の御朱印を頂きました。
乃木静子夫人の顕彰会
船魂神社には、
乃木静子夫人の顕彰会の、
事務局が置かれているのです。
船魂神社は乃木静子夫人の顕彰会事務局
乃木大将の夫人ですが、
この地の薩摩藩士の家に生まれます。
顕彰会では、
甲突川河畔に70年ぶりに、
乃木静子夫人の像を再建しました。
夫人の像は、
船魂神社のそばにありますので、
立ち寄ってみてはいかがですか。
船魂神社の御朱印を頂きました。
今日は船魂神社に、
参拝して御朱印を頂いてきました。
船魂神社は、
薩摩藩の御船手の守護神として、
歴史のある神社でした。
船魂神社(ふなたまじんじゃ)
鹿児島市新屋敷町5-15
電話 099-226-7457
駐車場 3台
鹿児島市電武之橋電停より徒歩5分
ツイート
スポンサーリンク
スポンサーリンク
鹿児島のまち歩き
鹿児島市のまち案内と観光ガイドです。
鹿児島の歩き方
鹿児島県内の観光ガイド情報です。
かごしまの路面電車
鹿児島市の路面電車の情報です。