【鹿児島市の御朱印巡り】谷山神社は南北朝時代に御所を設けた懐良親王を祀ります。

懐良親王を祀る谷山神社の御朱印です。

 

 

今日は谷山神社の御朱印と歴史探訪です。

 

 

鹿児島市の慈眼寺公園近くにある、
谷山神社に参拝に来ました。
もちろん御朱印を頂くのですが。

 

それと谷山神社のご祭神が、
南北朝時代の人物と聞いて、
もっと詳しく調べてみたかったのです。

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谷山神社の場所。

 

鹿児島市谷山にある、
慈眼寺公園内の小高い丘に、
谷山神社が鎮座しています。

 

谷山神社参道入口まで、
慈眼寺公園を貫く坂道が走ります。
その途中に神社の参道入口があります。

 

 

谷山神社の参道入口です。

 

 

初めてのアジサイロード

 

この時期、その坂道が、
アジサイロードになっていました。
道の左右にはアジサイが咲いています。

 

 

谷山神社の下はアジサイロードでした。

 

 

谷山神社には今までに、
何度も参拝していますが、
初めのアジサイロードにびっくりです。

 

 

谷山神社の参道入口まで続きます。

 

 

谷山神社は眺望が楽しみです。

 

谷山神社の参道は、
山道を進んでいきます。
登りつめた高台に鎮座します。

 

鳥居の前に車を停めて、
真っ先にいくのが展望台です。
谷山神社からの眺望が楽しみなのです。

 

 

谷山神社からの眺望が楽しみなのです。

 

 

その後に鳥居をくぐり、
谷山神社の拝殿前に進みます。
二例二拍手一礼で参拝をしました。

 

 

拝殿前で参拝をしました。

 

 

ご祭神は懐良親王です。

 

谷山神社のご祭神は、
南北朝時代の人物と言いましたが、
その方は懐良(かねよし)親王です。

 

 

谷山神社は懐良親王を祀ります。

 

 

懐良親王は、
後醍醐(ごだいご)天皇の、
第九皇子で征西将軍でした。

 

南朝側の勢力回復のために、
御所ヶ原に御所を設けて、
6年間、御所に居て戦い続けます。

 

 

懐良親王の説明書きがあります。

 

 

当時の時代背景はといいますと。

 

1342年に懐良親王が鹿児島入りした、
南北朝時代の国内は、南朝と、
北朝に分かれて動乱が続いていました。

 

鹿児島でも南朝側には、
谷山五郎隆信などの、
地元の豪族たちがつきました。

 

北朝側には、
薩摩守護の島津貞久が、
東福寺城にいて互いに争っていました。

 

ちなみに東福寺城はこちらからどうぞ。

 

島津氏の東福寺城を紹介します。

 

谷山五郎隆信も祀られます。

 

南朝側についた、
谷山五郎隆信は居城・谷山城に、
懐良親王を迎え一緒に戦います。

 

谷山神社には、
この谷山五郎隆信を祀る祠も、
境内にあるのですよ。

 

谷山神社には、
南朝側の武将たちが祀られる、
南朝神社(?)なのですね。

 

 

谷山五郎隆信を祀る祠もあります。

 

 

南朝側を大事にする谷山の地。

 

谷山神社の創建は、
なんと昭和3年なのです。
南北朝時代に比べると最近ですね。

 

しかも谷山町民が、
懐良親王や谷山氏の英霊を、
慰めるために創建したと云われます。

 

これってすごいなあと思いました。
680年も前の南北朝時代に、
御所を設けて戦われた武将たちを、
今の人々が祀ろうというのですから。

 

御所が置かれたことに、
谷山の人々は、誇りのようなものを、
持っているのかな、と思いました。

 

 

谷山町民が創建した神社です。

 

 

御所ヶ原に6年いました。

 

ところで懐良親王は、
御所に6年間、住んでいましたが。

 

決定的な勝利をあげることもなく、
肥後の菊池氏の元に移って行きました。

 

谷山氏も島津氏に敗れて、
谷山城を明け渡してしまいます。

 

そんな戦いが行われていた、
御所の跡地を見たくなりました。

 

 

 

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御朱印を忘れるところでした。

 

御所の事を考えていたら、
御朱印を頂くことを忘れていました。

 

御朱印ボーイたるもの、
御朱印を頂かなくてはなりません。

 

頂いた後は(御朱印代は500円)
せっかくですので、桜島を背景にして、
谷山神社の御朱印を紹介しますね。

 

 

谷山神社の御朱印を頂きました。

 

 

御所の跡を訪ねました。

 

御朱印も頂いたことだし、
谷山神社を後にして、
次に向かったのは御所の跡です。

 

御所があった場所は、
御所ヶ原と呼ばれた場所です。

 

現在は鹿児島市の、
南部斎場になっていますが、
敷地の一角に記念碑が建っています。

 

こちらで紹介しますね。

 

懐良親王御所記念碑を紹介します。

 

谷山城にも行きました。

 

御所の次に訪れたのは、
懐良親王を迎え入れた、
谷山五郎隆信の居城・谷山城です。

 

現在は本丸跡に、
守護神社の愛宕神社があり、
掘割は整備されていましたよ。

 

谷山城はこちらで紹介しますね。

 

谷山五郎隆信の居城・谷山城です。

 

御朱印と歴史探索でした。

 

今日は谷山神社に始まり、
御所の跡や谷山城跡も訪れました。

 

御朱印巡りというよりは、
歴史探索の神社参拝でした。
たまにはこんな歴史散歩もいいですね。

 

谷山神社
鹿児島市下福元町3786-3
電話  099-268-8344
駐車場 有

 

 

 

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鹿児島市内の神社で頂きました。

鹿児島市内の神社の御朱印。

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